マルチメディアと教育

知識と情報、学びと教え

太郎次郎社
佐伯胖　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 1999年01月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784811806495

内容情報

[BOOKデータベースより]

いまや「家電」となったパソコン、学校に導入されるインターネット、“携帯電話”化する子どもたちのコミュニケーション…。情報＝知識という勘違いから転換するマルチメディア時代の“学び”って、なんだ。

１　学びとコンピューター（教育はコンピューター文化をどうとり入れるか―過去の「教育工学」の反省を生かして；「学び」の転換―徒弟制度における「学び」から学ぶ）
２　教育とマルチメディア（情報化社会のなかの子ども―マルチメディアが学校を変える；教育における「コンピューター革命」のゆくえ―情報「再編集」教育へ向けて；マルチメディア洪水のなかの学び―テクノロジー支配から「頭を冷やす」）
３　教えることと学ぶこと（「知識」は天から降ってくるのか―日本の教育の「権威主義・手続き主義」を批判する；「学びの復権」とは「教えの制限」か―佐伯胖さんの提案を発展させて；タイルを使った「教え」は権威主義か―佐伯胖さんの提案に実践で応える　ほか）
エピローグ　能力というモノは存在しない―「能力」社会の行きづまりを超えて

[日販商品データベースより]

子どもの生活に広がるパソコン、インターネット、携帯電話…。マルチメディア洪水のなかの教育・学びはどうなる？「情報＝知識」という勘違いを超えて、情報やテクノロジーに振りまわされずに、コンピューターをどう使い、メディアとどうつきあい、学びを獲得するか。