- ふき
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 1998年11月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784265034536
[BOOKデータベースより]
ふきのおとうは、木こりの名人だ。おとうが、しごとをしている最中はだいば山の大男・大太郎と、せっせっせをしたり、のしろの町の話をして、あそんでいた。あるとき、でんでろ山の青おにが、山をあらしにやってきた。ふきのおとうが、たちむかったが、青おににやられてしまった。ふきは、おとうのかたきの青おにに、たたかいをいどんだ。そのとき、なだれがおきて、ふきは青おにもろとも…。―だから大男の大太郎は、春をまちかねているのに、春がきらいだ。春になってふきのとうが芽をだすと、ふきのことをおもって、なくのをがまんしているんだ。大男がなくのは、みっともないからな。
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同じ作者の描く「モチモチの木」、「花さき山」も、子どもたちの一生懸命で健気な様子を描いた素敵な絵本ですが、こちらもまた感動的。残酷で悲しい物語ではありますが、とても勇気づけられ、温かな気持ちになれます。
主人公「ふき」は、子どもでありながら、大人以上のたくましさがあり、純粋で、一途で、健気。とうちゃんの仇をとることを決意して、青鬼と闘います。最後はとても悲しい結末が・・・でも美しい絵と文章に、毎回心揺さぶられます。
1年生の娘は、「モチモチの木」や「花さき山」よりもこの「ふき」が好きだそう。ふきの強さや大太郎のやさしさに感動するらしいのです。(クッチーナママさん 30代・東京都 女の子7歳、女の子4歳、男の子2歳)
【情報提供・絵本ナビ】