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[BOOKデータベースより]
本書はこの数年間、著者が歴史について考え、書いてきたことの集成である。その関心は、「歴史はつねに現在の物語りである」、ということに尽きるだろう。それでも、あえて全体を分類してみれば、第1部は著者の史観、第2部は歴史研究、第3部は歴史的なエッセイ、ということになる。
「日本」という物語り―白旗をめぐる精神史のドラマ
日米「歴史」摩擦―日米関係150年のいま
大東亜戦争か、太平洋戦争か―続・日米「歴史」摩擦
民族の物語はどう可能か―坂本多加雄氏「歴史教科書をつくる際の12の要点」をめぐって
和船から洋艦へ―幕末日本の海の道
日本におけるアジア観―脱亜論とアジア主義の両極をめぐって
世界へのまなざし―幕末の『万国公法』をめぐって
辺境の旅―中里介山の「場所」
死者は生者をとらえ…―佐久間象山まで
蘆花が・棄てた・女〔ほか〕