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[BOOKデータベースより]
本書は、近年の「心理学と教育実践の間を埋めよう」とする試みを否定するものではないが、これらとはかなり趣を異にする。それは、心理学と教育実践の間を「埋めよう」とする以前に、そもそも心理学研究の営みは教育実践とどういう関わりを持ってきたのかという点についての反省、また、教育実践という実践を「研究する」ということはそもそも可能なのかについての根源的な問いから出発しようという点である。このような批判的な問い直しの観点が、これまでの研究には欠落していたのではないかという著者共通の認識に基づいてまとめられたものである。
序 心理学と教育実践の間で
1章 教師の実践的思考の中の心理学
2章 心理学は実践知をいかにして越えるか―研究が実践の場に入るとき
3章 心理学を実践から遠ざけるもの―個体能力主義の興隆と破綻
4章 学習の「転移」から学ぶ―転移の心理学から心理学の転移へ
5章 コメントとコメントへの返答