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[BOOKデータベースより]
近代化の期待を一身に担い、初の官費留学生としてロンドンに旅立った夏目漱石。しかし、その留学の二年間は、後に「倫敦に住み暮らしたる二年はもつとも不愉快の二年なり」と語られる。漱石にとって英文学を学ぶこととは何であったのか。彼がイギリスで目の当たりにした「開化」の酷薄な宿命とは何だったのか。英文学者としての二つの著作『文学論』と『文学評論』が書かれた背景を探りながら、漱石の「不愉快」の正体、ならびに、明治日本が不可避的に背負ったディレンマの本質に迫る力作評論。
第1章 新しい世紀の始まり
第2章 イギリス留学
第3章 不愉快な気分
第4章 現代日本の開化
第5章 『文学論』の悲惨
第6章 『文学評論』と開化
第7章 開化の行く末