ジェンダーで読む『或る女』

総力討論

翰林書房 八木書店
中山和子　江種満子　

• 価格: 2,860円（本体2,600円＋税）
• 発行年月: 1997年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784877370299

内容情報

[BOOKデータベースより]

有島武郎『或る女』にジェンダー批評の可能性を問う。大胆に、細心に。

シンポジウム（基調報告（セックスとジェンダーのアポリア―ジェンダーで読む『或る女』のために）；報告（『或る女』における「母と娘」；女王の家政学―『或る女』と明治三十年代；『或る女』のマッドシーン；ジェンダーとレトリック―『或る女』というコンタクト）；討論）
補論（『或る女』―家庭ジャーナリズムと語り手のジェンダー；『或る女』の読者論―女性読者の投稿を中心に；『或る女』・表象の政治学；畏怖するエリクチュウル　ほか）