- 逆説の日本史 1
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小学館文庫 Rいー1ー1
古代黎明編
- 価格
- 1,001円(本体910円+税)
- 発行年月
- 1998年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094020014
[BOOKデータベースより]
教科書ではわからない日本史の空白部分に迫る。従来の歴史学界の権威主義、史料至上主義、呪術観の無視、以上の三大欠陥を指摘しながら古代史の謎を推理、解明していく。日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか?あの出雲大社はオオクニヌシノミコトの怨霊を封印するために建てられた「霊魂の牢獄」ではなかったか?当時最高の知識人であった聖徳太子はなぜ、「和」こそが日本人の最高の原理としてあげたのか?など。
序論 日本の歴史学の三大欠陥
第1章 古代日本列島人編―日本はどうして「倭」と呼ばれたのか
第2章 大国主命編―「わ」の精神で解く出雲神話の“真実”
第3章 卑弥呼編―女王殺害と紀元二四八年の重大事件
第4章 神功皇后編―邪馬台国東遷説を裏付ける宇佐神宮の拝礼作法
第5章 天皇陵と朝鮮半島編―日本人のルーツと天皇家の起源
日本人の「わ」の精神のルーツはここにあった
「卑弥呼は天照大神だった!」日本史の常識を覆す大胆な推理で知的興奮を喚起したあのベストセラー初の文庫化。本書では、日本史の総点検をめざす著者の問題意識を読者に投げかけることから始まる。従来の歴史アカデミズムには大きな欠陥があると著者は説く。史料、記録だけが歴史ではない。人間が人間として生きていた時代を今に甦らせるために今必要なことは人々の自由な発想、想像力であると。解説・藤岡信勝。
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:5)
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「おすすめ縄文・弥生時代の本」レビューコメント
この本を読んで、日本史の考え方が180度変わりました。常識すぎて、考えもしなかった、日本人特有の感覚(実は宗教的な?)を教えられ、本当にびっくりしました。自分では現代人のつもりだったのに、日本人的思考回路は聖徳太子のころから変わっていなかったなんて! 縄文・弥生時代から現代へつながる日本の心を知ることができます。おすすめです。(ナー/女性/40代)
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「おすすめ縄文・弥生時代の本」レビューコメント
卑弥呼に対する面白い考察が読めます。皇室との関わりの考察が面白いです。(六文/男性/40代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
日本の歴史を新しい視点で見直しており、研究者とは一歩異なる感覚で書かれている。初巻から読む必要もなく興味のもてるものから読むと良い。ハードカバーも準じ文庫化されているので、文庫の発刊をまって呼んでいる。(中庸の徳人/男性/50代)
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
筆者が定説の怪しい部分に強く焦点を当てて定説との違いを書いておられ、更になぜこの事件が起こったかとか歴史的背景にまで迫っているので納得しながら読むことができました。普通の歴史本だと時代ごとに切られ、教科書タイプだと事実の羅列で終わってしまうことが多いのですがこちらは時代背景などがすごくわかりやすかったです。学校では日本史を履修していませんが一晩で読めたのでおすすめだと思います。 (がんがん1234/男性/30代)