- Riko
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女神の永遠
角川文庫 10509
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 1997年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043428014
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:3.5)
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sige
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どうなんだろう
男だと思ったら女だった小説家その2だ。
かつてある解説者が「ヒロインは汚してはならない」と述べていた。この作品の女性刑事であるヒロインは“超”汚されている。刺されるわ、レイプされるわ、・・・。男性優位社会に対抗するための女性刑事としてあえてこのような強烈なキャラにしているのだろうけど。
ミステリーとしては大変面白く伏線もしっかり張ってあり、それらがきっちり回収されていく。後半、真犯人の予測がだんだんついていきじわじわ明かされるのは快い。しかしながらどうも、このヒロインは好きになれない。
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でこ
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たくましく、美しい、女刑事登場。
愛って何かしら、なんて真剣に悩んじゃうところとか、強がってても脆いところとか。
根っから「女」な主人公・女刑事リコの魅力にやられてしまった。
それにしてもこの表紙、イメージぴったり。
[BOOKデータベースより]
男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて―。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。第十五回横溝正史賞受賞作。
[日販商品データベースより]男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた。第15回横溝正史賞受賞作。