- 最後の将軍 新装版
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徳川慶喜
文春文庫 し1ー65
- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 1997年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167105655
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:5)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
後期徳川将軍にこんなにも先を見ている人がいるのかと驚きました。徳川慶喜は様々な地域に資料があり現代で親しまれやすい将軍の内の一人ですが、教科書の知識しかない私には性格が全く見えない人の内の一人でもありました。教科書には政策が載せられていないからです。徳川慶喜は時代や境遇に邪魔をされた天才でした。歴史の教科書から受けたイメージが大きくかわることでしょう。そして知ることができるのはもちろん徳川慶喜のことだけではなく、その時代の人物がどのような性格をしてどのような評価を受けたのかということも含みます。私にとって司馬遼太郎さんは著名な作家の一人ですが長編作品が多く、興味はあるが手を出しづらい作家の一人でした。しかしこの作品は長くないために、司馬遼太郎作品に初めて触れるには適したものだと感じ、正解だと気が付きました。(農家/女性/20代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
大政奉還15代将軍徳川慶喜の生きざまを描いた名作と思います。「竜馬がゆく」「坂の上の雲」の陰に隠れてしまいますがお勧めです。(あるふぁ0722/男性/40代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
現在の政治家と比較して、当時の日本人を知るための良書。(カズ君/男性/60代以上)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
いやあ。すばらしいですねぇ〜。40歳前半の作であります。竜馬が行く の次に書いたようです。竜馬書きながら次にこういうのを書こうと思っていたとは。おそるべき傑物なのですね。司馬遼太郎さんって。徳川慶喜という人は本当にこういう人だったんでしょうか。彼の人生の思いや立ち振る舞いは本当にこの書のとうりだったんでしょうか。わからないですよね、歴史小説なんだから。しかし、読みながら、ぉぉ〜〜 と「大徳川展」の図録を持ってきて。慶喜の甲冑やら、神戸開港の書やら、大政奉還の書やらを見ましたです。うほぉぉぉ〜。生き生きわくわくします。とても現実感を持ってみました。竜馬よりリアリティーをもって共感しました。のちに「この国のかたち」とか連載されますが、「菜の花の沖」などで歴史観をもって語られますが、そういうののごく早期の気配とか痕跡がこの「最後の将軍」にはありますね。(OhKana/女性/40代)
[日販商品データベースより]
すぐれた行動力と明晰な頭脳を持ち、敵味方から怖れと期待を一身に集めながら、ついに自ら幕府を葬り去らなければならなかった最後の将軍徳川慶喜の悲劇の一生。(向井敏)