- 「ヒューマニズム」について
-
ちくま学芸文庫 ハ4ー3
U¨ber den《Humanismus》.- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 1997年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480083524
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[BOOKデータベースより]
『存在と時間』(1927年)において、世界内存在する人間の実存を深く掘り下げ、これを現象学的解釈学的に精緻に分析して、哲学界に深刻な衝撃を与えたハイデッガー。そのハイデッガーが、第二次世界大戦を挟む長い沈黙を破り、書簡体の形式で世に問うたのが、この「『ヒューマニズム』について」(1947年)だった。いわゆる人間中心主義の「ヒューマニズム」を批判しながら「存在の思索」を説くこの小さな本には、後期ハイデッガーの思想が凝縮した形で表明されている。「故郷喪失」の現代の「世界の運命」のなかで、私たちは存在の「開けた明るみ」の場のうちに「住む」ことを学び直さねばならない、と。
1 凡例
2 本文―「ヒューマニズム」についてパリのジャン・ボーフレに宛てた書簡(存在の思索の提起;ヒューマニズムに関する批判的考察の開始;人間の本質の規定;存在の人間への関わり;故郷喪失の運命;ヒューマニズムの真の意味;存在の思索を非人間的とする誤解の反駁;論理学・価値・世界内存在・無神論・有神論に関する誤解の反駁;存在論・倫理学を超えてエートスの思索へ;存在論・倫理学を超えて存在の思索へ;存在の否む働きと無;存在の思索と言葉)
3 訳注
4 原文校訂注
5 解説