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- なん者ひなた丸むささび城封じの術の巻
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 1997年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784251038333
[BOOKデータベースより]
ここ、何田の国のにん者村では、にん者のくらいが三つある。なん者・にん者・ぬん者。にん者はふつうのにん者。そのにん者が術をきわめると、ぬん者になる。では、なん者は…。そう。なん者ひなた丸は、まだにん者のみならい。りっぱなにん者をめざして、ただいま修業中。
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前に読んだのは南蛮人が出てきましたが、今回は中国人が出てきます。
「○○あるよ」と話すといかにも中国人らしいと思うのはどうしてでしょうね。毎回登場人物の話ぶりに特徴があるなあと思います。
最近、友人と話をしたら、ひなた丸のファンということでした。
忍者というと、アニメの影響もあって、「忍たま」を連想するかもしれませんが、こちらの本も楽しいです。
今回は、いきなり「論語」から始まりました。
こういう言い方は失礼かもしれませんが、楽しいだけでなくお勉強になる要素も含まれているので、読んでいると勉強になります。
シリーズで読んでいるので、ここにも犬丸がと、知っているキャラクターが出てくると嬉しくなります。
犬丸、正義のためばかりでなく、お金もうけに走ってしまうところが人間っぽくて笑えます。
助けてくれるだけではないけれど、術と認めてくれる三蔵老人もいい関わり方だなあと思いました。
表紙の絵を見て「ひなた丸が大きくなった」と息子が言っていました。
絵本や児童書だと何度失敗してもこりないキャラクターも出てきますが、この本のひなた丸は毎回成長していくのがいいですね。
ひなた丸の成長も読みどころのひとつです。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】