- 禁じられた歴史の証言
-
中米に映る世界の影
インディアス群書 19
- 価格
- 3,630円(本体3,300円+税)
- 発行年月
- 1996年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784773896053
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[BOOKデータベースより]
中央アメリカの歴史を知る時、私たちは人間として、そこに展開された不条理な近現代史を生きた人びとの苦悩を思う。既成の政治制度は頽廃をきわめ、外部からの干渉は政治・経済・軍事・文化などあらゆる社会生活の局面で絶えることなく繰り返される。合法的な抵抗の道をすべて閉ざされた無一物の民衆は武器を手にせざるをえなかった。これが、この地域の20世紀の歴史を貫く現実であった。だが時代状況は変わり、ゲリラの時代は終わった、と言う。それは武装闘争を引き起こした原因が解決されたことを意味するのだろうか?中米の民衆的たたかいの共通する因子である貧富の格差・非民主主義・人権抑圧などは終わりを告げたのだろうか?本書は、その問いに答えるために、小さな中米の国々の「禁じられた歴史」に耳を傾けようとする。
第1部 サンディーノと共に
[日販商品データベースより]第2部 禁じられた親指小僧の歴史
第3部 セルバの日々
頽廃をきわめる既成の政治体制と大国の身勝手な干渉に翻弄されてきたかに見える20世紀の中央アメリカ地域。そこの民衆の主体的な歴史創造の歩みを明らかにする。