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価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2025年02月発売】
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[BOOKデータベースより]
『超時と没我』につづく、ここ十年あまりの対話集第二弾。存在の革命を賭して、亙礫のなかから身を起こし、文学の可能性を次代に託して倒れた戦後文学の同志たち―大岡昇平、椎名麟三、井上光晴、高橋和巳ら―の人と文学を語り、激動の時代における作家の使命を語りあう。
全身小説家・井上光晴(瀬戸内寂聴)
[日販商品データベースより]井上光晴の虚実をめぐる深夜の雑談(松田政男)
大岡昇平・人と文学(安岡章太郎;大江健三郎)
大岡文学を語る―『大岡昇平全集』刊行に際して(大江健三郎;菅野昭正)
格闘する文学(秋山駿)
「夏の砦」まで(辻邦生)
椎名麟三と戦後文学―その回想と文学的意義(野間宏;中村真一郎)
和漢洋に通じた文学(中村真一郎)
いまだ出現しないものをすでに見てしまっていなければならないというのが、私が文学に無理強いに負わせている凝視力であるが、ここに収めた文章のなかでそのような架空凝視の機能について充分言い足りているとは思われない。そのような主題が一本の芯となって連なっていない感じがしても、架空凝視の機能の展開は小説の方に譲って、ここではただ幾つかの文章のそこかしこにその文学的志向が隠見しているだけでよしとしなければならない。私のこれまで書いたエッセイ、評論、回想、随想などのすべてをここに集める。(評論集「あとがき」より)