決算書分析とその対策

倒産の兆候をみぬく

中央経済社 中央経済グループパブリッシング
重泉良徳　

• 価格: 4,806円（本体4,369円＋税）
• 発行年月: 1996年04月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784502140341

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書の特色は貸借対照表及び損益計算書の仕組みについて、容易に基本がマスターできる。多忙な経営者や管理職の人たちに短時間で理解できるようにポイントを絞り、解説に工夫を凝らしている。近年多くみられる突然死型の企業倒産について、最近倒産した１０社の直前五年間の決算書の分析を行い、これらの企業に共通する倒産の前兆を明らかにしている。倒産の前兆はかなり早い段階であらわれており、この兆候を前もって知ることにより、倒産を回避することができる。さらに、この倒産回避の方法として短期対応１０及び中・長期対応１０計２０のポイントを具体的に提示している。

第１講　貸借対照表・損益計算書とはいったい何だろう
第２講　誰にも分る貸借対照表
損益計算書の簡明な仕組み
第３講　理解しておきたい商法会計のポイント
第４講　経営分析を生かすために―諸指標を検討し企業を分析する
第５講　粉飾決算は倒産への序曲―粉飾の基本パターンを探る
第６講　実際の倒産例を分析してみる―倒産１０社の分析から共通項を読む
第７講　粉飾・倒産しないように生き残る方法を考える
終講　企業受難の時代にあたって―それでも日本の企業は立ち上がる