- キュリー夫人
-
はじめてノーベル賞をとった女性科学者
小学館版学習まんが人物館
- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 1996年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784092700024
[BOOKデータベースより]
物理化学学校は、夜の静けさの中に黒い影を落としていました。その物置小屋を改造した粗末な実験室で、ピエールとマリーのキュリー夫妻は、暗やみの中に青白く輝く物質を、あきずにながめていました。それはわずか0.1グラムの塩化ラジウムが放つ光であり、その中には、新元素ラジウムが含まれていたのです。このラジウムのはなつ光こそ、近代物理学の夜明けをつげるものでした。
[日販商品データベースより]ノーベル物理学賞とノーベル化学賞の二つを受賞した女性科学者!
夜の静けさの中、そまつな実験室で、キュリー夫妻は、暗やみの中に青白く輝く光を見つめていました。それはラジウムの放つ光であり、このラジウムの発見こそ、原子力時代の夜明けをつげるものでした。マリー・キュリーは、1867年にポーランドのワルシャワで生まれました。当時のポーランドは、ロシアの支配下にあって、キュリー一家は苦しい生活をしいられました。物理の先生をしていた父の影響もあり、物理が好きになったマリーは、パリへ出て、ソルボンヌ大学へ入学しました。そこで知り合った物理学者、ピエール・キュリーと結婚し、二人の共同研究が始まります。二人の女の子が生まれましたが、この間にも、マリーは家事をこなしながら研究を続けました。キュリー夫妻は、ピッチブレンドという鉱物の中には、ウランよりもはるかに強い放射能を出す物質があると考え、実験をくりかえしていきます。そして、1898年、4年にわたる実験のすえ、キュリー夫妻は、ピッチブレンドの中から、ポロニウムとラジウムを発見したのです。この功績で、夫妻はノーベル物理学賞を受賞しました。その後、マリーは夫ピエールを事故で失いますが、その悲しみをのりこえて研究を続け、1910年に、金属ラジウムを取り出すことを発見し、ノーベル化学賞を受賞しました。二つのノーベル賞に輝くキュリー夫人の、ひたむきな姿を感動的に描いた科学者伝記です。
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二年生の娘にそろそろ伝記でどうかな?と思ってすすめてみました。
やはりマンガだととっつきやすいようで
どんどん読み進めては内容を話してくれます。
でも娘からの情報も中途半端で^^;
「えっとね、キュリーびじんはね、ラジオをはっけんしたんだよ」
キュリーびじん × キュリー夫人 ○
ラジオ × ラジウム ○
・・・なんだけど^^;
でもとても得意そうに話してくれる様子が
私もうれしくて聞いていました。
これをきっかけに たくさんの伝記を読んでくれると嬉しいなと思います。(さえら♪さん 40代・大分県 女の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】