この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 六つの村を越えて髭をなびかせる者
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2025年03月発売】
- 婿どの相逢席
-
価格:891円(本体810円+税)
【2024年06月発売】
- 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2025年03月発売】
- 心淋し川
-
価格:704円(本体640円+税)
【2023年09月発売】
- わかれ縁 狸穴屋お始末日記
-
価格:726円(本体660円+税)
【2023年03月発売】
[BOOKデータベースより]
時は平安の世、広才の士と仰がれた小野篁は美しきこと世にまれな、年若い女に恋をする。しかしその女は、篁の“異母妹”だった。みずからの命をすりへらし、来世で出会うことに望みをかける女。だが男は、罪深き恋ゆえに、のちの世で会うことも叶わぬことを知り、現世に女の魂を永遠にとどめようとする。二人の恋の忘れ形見、小野小町。恋を遠ざけ続けた彼女は、やがて自分の中に封じられたさらなる悲劇を知ることになる…。夜ごと地獄の庁に座す魔性の男、小野篁。その女(むすめ)、小町。平安京の闇に葬られた小町の悲恋とは。呪われた一族の血とは。『東京魔方陣』の著者による話題騒然の伝奇小説。