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- 戦うハプスブルク家
-
近代の序章としての三十年戦争
講談社現代新書 1282
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 1995年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061492820
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[BOOKデータベースより]
中世的秩序をゆるがし、新たな国家間システムを生み出す契機となった、ハプスブルク家(旧教)・新教諸勢力間の悲惨な長期抗争の推移をたどる。
第1章 ハプスブルク家の野望―「第五君主国創設」と普遍帝国理念
[日販商品データベースより]第2章 三十年戦争始まる―ボヘミア反乱
第3章 フェルディナント二世の絶対主義政策
第4章 皇帝の切り札のヴァレンシュタイン
第5章 北方の獅子グスタフ・アドルフ
第6章 ヴァレンシュタイン暗殺と戦争の行方
第7章 リシュリューの帝国政策―フランス参戦
第8章 ウェストファリア条約
中世的秩序をゆるがし、新たな国家間システムを生み出す契機となった、ハプスブルク家(旧教)・新教諸勢力間の悲惨な長期抗争の推移をたどる。
白山の戦い――晩秋の霧がたちこめていた1620年11月8日、プラハ近郊のわずか標高38メートルの小高い丘、白山で戦闘が起きた。……戦闘は2時間と続かなかった。……文句なくカトリック連合軍の圧勝であった。……注目すべき点は、勝利者フェルディナント2世の明確な意志が余すところなく貫かれたその戦後処理である。このことがやがて全ドイツを、そして全ヨーロッパを以後30年近くにわたって恐ろしい戦争に引きずり込んだのだから。――本書より