- パルチザンの理論
-
ちくま学芸文庫 シ3ー1
Theorie des Partisanen.- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 1995年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480082282
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- データ分析の基本と進め方がこれ1冊でしっかりわかる教科書
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2025年04月発売】























[BOOKデータベースより]
王朝間の戦争を、傭兵を用い、「在来的な敵」を相手どって行なうゲームとすれば、ナポレオン軍に対抗したスペインのパルチザンは、史上初めて相手を、自らの実存を脅かす「現実の敵」と認識した。19世紀までのヨーロッパ公法は、主権国家と「正しい敵」(この「在来的な敵」と「現実の敵」)概念によって秩序づけられていた。20世紀はこの崩壊を目の当たりにする。一方、19世紀初頭以来萌芽状態にあったパルチザンは、レーニンと毛沢東によって革命と戦争の主役に躍り出るとともに、敵概念にも決定的変化をもたらした。爾来、「絶対的な敵」殱滅への道程が用意される。『パルチザン』をキーに20世紀の経験の変容を叙述した、シュミット政治学の白眉。