- イルカとナマコと海人たち
-
熱帯の漁撈文化誌
NHKブックス 745
- 価格
- 1,014円(本体922円+税)
- 発行年月
- 1995年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140017456
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[BOOKデータベースより]
かつて海の資源は誰のものでもないと考えられていた時代があった。しかし、何の制限もなく水産資源を利用すれば、枯渇は免れ得ない。東南アジア・オセアニアの海では航海術と魚獲技術に優れた漁民たちの暮らしがあり、持続的に資源を利用するための様々な海のルールがある。本書はこうした海人たちの多様な営みを、生態学、民族学、水産資源学、漁業地理学といった視点からつぶさに見つめなおす。
第1部 東南アジア・オセアニアの水産資源とエスノ・ネットワーク―しきたりと変容する漁撈文化
第2部 変わりゆく漁民の暮し―自給から商業漁撈へ(熱帯雨林の中の漁撈〜マレー半島;イルカが来る村〜ソロモン諸島;貝貨を作る人々―ソロモン諸島マライタ島 ほか)
第3部 共有の悲劇を繰り返さないために―持続的な水産資源の利用を目指して(底曳網漁業による乱獲の危機―タイ・シャム湾;マングローブ域の小規模漁業―マレー半島;華人漁民の世界〜マレー半島;サンゴ礁の貝類資源〜トンガ・キリバス)