太平洋戦争日本の敗因 ６

角川文庫　９７４２
外交なき戦争の終末　

角川書店 ＫＡＤＯＫＡＷＡ
日本放送協会　

• 価格: 924円（本体840円＋税）
• 発行年月: 1995年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784041954171

内容情報

[BOOKデータベースより]

絶対国防圏の戦略拠点が次々に陥落、日本の上空が米軍機に完全に支配され、敗戦は必至とみえた昭和二十年一月、大本営は「本土決戦計画」を決めた。本土での地上戦ならば一度は勝てる。一矢を報いれば、無条件降伏だけは…。沖縄が本土決戦の捨て石とされ、住民もろとも焦士と化していた時、日本が和平工作の全てを託そうとしたソ連は、「ヤルタの密約」通りに、米ソ共同の軍事訓練を行っていた。

１　対ソ外交への甘い期待
２　参戦防止のための対ソ交渉
３　一億玉砕へ
４　戦争終結のための対ソ交渉
５　ソビエトへの和平仲介依頼

[日販商品データベースより]

絶対国防圏の戦略拠点は次々に陥落。日本上空が米軍機に完全に支配され、敗戦は必至とみえた昭和二十年一月、大本営は本土決戦計画を決めた。本土での地上戦ならば一度は勝てる。一矢報いれば、無条件降伏だけは――沖縄が本土決戦の捨て石とされ、焦土と化していた時、日本が和平工作の全てを託そうとしたソ連は「ヤルタの密約」通りに、米ソ共同の軍事訓練を行っていた。軍と国家は何を考え、何をしていたのかを検証する。