- トランクの中の日本
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米従軍カメラマンの非公式記録 J・オダネル写真集
小学館
ジョー・オドネル ジェニファー・オールドレッジ 平岡豊子- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 1995年06月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784095630137
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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2017年06月発売】
[BOOKデータベースより]
1990年からアメリカで、ついで1992年から日本各地で彼の写真展は開催され、話題を集める。しかし、この夏に予定されていたワシントンのスミソニアン博物館での原爆写真展は、すでに報道されたように在郷軍人の圧力でキャンセルされた。ここにおさめられた57点の写真は、スミソニアンではついに展示されなかった真実の記録である。
戦争は終わった!そして日本へ。
[日販商品データベースより]「君の任務は上陸の模様をカメラにおさめることだ」
水平線に蟻のような黒い点々が現れ始めた。
あたりの空気はこげ臭く、空は淡い灰色にもやっていた。
その晩、招待を受けて市長宅を訪れた。
おもしろそうなものを見つけてはシャッターを切った。
「墜落した飛行士も気の毒な死者のひとりですよ」
福岡の海兵隊の新しい司令部ができることになった。
奇妙な老人の言葉を忘れずに。
なんとか現像してみよう。〔ほか〕
ローマ教皇が配布「焼き場に立つ少年」収録
2017年、ローマ教皇・フランシスコが全世界のカトリック関係者に向けて、写真が印刷されたカードの配布を指示した「焼き場に立つ少年」をはじめて収録した写真集。
カードには「亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ少年。少年の悲しみは、かみしめて血のにじんだ唇に表れている」という説明も加えられている。
1945年、若い米軍の兵士ジョー・オダネルがヒロシマ、ナガサキほか焦土の日本を記録。非公式に私用カメラで撮った300枚のネガは帰国後、戦争のいまわしい記憶といっしょにトランクに入れ、封印された。
アメリカ国内の圧力で実現しなかった米スミソニアン博物館での幻の原爆写真展をここに再現。
四半世紀を越えて注目を集める“核と戦争を考える”ロングセラー写真集。