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[BOOKデータベースより]
妻および両親との関係が極めて悪くなった時期に、やはり家庭問題に苦しむ古い友人と再会し、愛し合うようになる。彼は妻と愛人との二重生活を支えるために多額の借金を作ってしまう。激しい暴力団による取り立て、最後の勝負でも失敗し、金を得ようとして女子大生を誘拐し、死に至らしめてしまう。自分の犯した事件の重さに圧倒されて、死んで償うことのみを考えていた彼にも、最高裁段階で転機が訪れる。それは「水平社宣言」との出会いであり、「日本死刑囚会議=麦の会」の死刑囚たちとの出会いであった。死んでは償いにならない、生きて事件をとらえ返したい。判決確定後、半生を振り返り、なぜこのような過ちを犯してしまったのか自らとらえ返す作業を続ける彼にとって、「出自」の問題、だれにも語れなかった心の有様を見詰めることは大きな課題であった。彼の心の中に居すわって彼を脅かせ続けたもの、彼に本当の自分を生きさせなかったもの…本書はその生体を見極めようとして彼が綴った感動の半生記である。
第1部 (寿し政への就職、そして結婚;揺らぐ新生活;独立への大奔走;致命的な挫折 ほか)
第2部 (早く終ってほしい!;裁判→死刑判決;上告審の中で;差別の本質への気づき―私は差別者だったのだ ほか)