- 花の館/鬼灯 改版
-
- 価格
- 776円(本体705円+税)
- 発行年月
- 1994年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122021549
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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井沢ファン




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意外感
司馬遼太郎の全書90%以上を読んでいるが、このような史劇の本は初めてだったので意外感が大きかった。しかし最後の著者の後書きなどを読んでその経緯を知って納得がいった。内容は二つで、将軍足利義政と妻の富子、そして将軍の弟の義尋を描いた『花の館』、戦国時代としてモラルのない生き方をした荒木村重を描いた『鬼灯』。著者の別な本等でも読んでいたので内容は知っているが、些細な内容は知らないしどこまで史実かもわからないものの、内容は面白く参考になった。


























[BOOKデータベースより]
暗雲渦巻く応仁の乱前夜、欲望と怨念にもだえつつ、救済を求めて彷徨する人たち。足利将軍義政と妻富子を軸にこの世の正義とは何かを問う「花の館」、権勢に輝く信長に謀叛、一族殺戮の最中に一人生きのびる武将荒木村重の非劇を描く「鬼灯」。乱世の重荷を背負う人間像を鮮やかに刻む傑作司馬史劇二篇