- 聖徳太子 4
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 1993年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087480917
[BOOKデータベースより]
思いがけない隋の敗戦・滅亡は、聖徳太子にも大きなショックを与えた。太子は政治の第一線を退き、思索と著作に心を傾けていった。仏教経典の註釈書『三経義疏』をはじめ、わが国初の歴史書『天皇記』『国記』の編纂など、精力的な著作活動を続ける太子だったが、その立場は次第に孤立を深め、その心は絶望と虚無におそわれていく…。
第4部 理想家の孤独(著作者への転向;『勝鬘経義疏』の思想;『維摩経義疏』の思想;『法華義疏』の思想;隋の滅亡;啓蒙史学の誤り;“日本”の成立;太子の最期;一族の滅亡)
[日販商品データベースより]聖徳太子の悲劇とは何か?理想に燃えて律令・文化国家建設に向けて立ちあがった青年政治家の太子。その実像と時代の謎に緻密な論証とユニークな推理で迫った四部作。(解説・上田正昭)
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