- 幻覚の構造
-
精神分析的意識論
- 価格
- 2,350円(本体2,136円+税)
- 発行年月
- 1993年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784791752416
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[BOOKデータベースより]
夢は幻覚である。夢が〈眠って見る幻覚〉ならば、幻覚は〈覚めて見る夢〉である。意識もまた幻覚であり、意識は眠ることによって夢に置き換わる。―フロイト、ラカンの理論を基底に、大胆かつ精緻に意識=夢=幻覚の構造を解析する試み。
夢と幻覚の基本構造―心的装置から心的回路へ
第1章 見えるものの領野の構造―ファンタスムの透視図法
第2章 眼差しの復権―対象aとしての精神病
第3章 唯一つの特徴―エクリチュールの起源
第4章 夢と幻覚の構造的特性―現実吟味欠如の発生機序
第5章 聞こえるものの領野の構造―「語る」と「聞く」の分裂
第6章 声の復権―幻聴の構造的特性