- 征途 1
-
長篇ハードシミュレーション
Tokuma novels
衰亡の国
- 価格
- 817円(本体743円+税)
- 発行年月
- 1993年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784191551305
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 熟柿
-
価格:2,035円(本体1,850円+税)
【2025年03月発売】
- 荒地の家族
-
価格:572円(本体520円+税)
【2025年06月発売】
- いつの空にも星が出ていた
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2023年08月発売】
[BOOKデータベースより]
1995年8月15日、沖縄県嘉手納宇宙港。藤堂輝男は、宇宙往還機第一号の機長席に着いた。日本は初めて自らの手で日本人を宇宙に旅立たせようとしていた。近海には海上自衛隊の大型艦、世界各国のマスコミと30万の見学者のなかに初老の提督の視線があった。藤堂進。次男の雄姿を孫娘と見送るためだったが、同時に沖縄に海に眠る父への思いをはせた…これより半世紀前、1944年10月24日、藤堂進中佐は、レイテに進撃していた。藤堂家の男たちに流れる海の防人の血。国家と家族の運命を糸に描く壮大作。