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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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地球
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面白い切り口
コーヒーとの関連で世界史を語るという非常に面白い切り口だと思った。筆致の妙もあると思うが、楽しく読み進めることができた。
私は、コーヒーに興味がありこの本を手に取ったが、コーヒーに興味がなくても、世界史の本としても楽しめると思う。
[BOOKデータベースより]
東アフリカ原産の豆を原料とし、イスラームの宗教的観念を背景に誕生したコーヒーは、近東にコーヒーの家を作り出す。ロンドンに渡りコーヒー・ハウスとなって近代市民社会の諸制度を準備し、パリではフランス革命に立ち合あい、「自由・平等・博愛」を謳い上げる。その一方、植民地での搾取と人種差別にかかわり、のちにドイツで市民社会の鬼っ子ファシズムを生むに至る。コーヒーという商品の歴史を、現代文明のひとつの寓話として叙述する。
第1章 スーフィズムのコーヒー
第2章 コーヒー文明の発生的性格
第3章 コーヒー・ハウスと市民社会
第4章 黒い革命
第5章 ナポレオンと大陸封鎖
第6章 ドイツ東アフリカ植民地
第7章 現代文化とコーヒー
終章 黒い洪水