[BOOKデータベースより]
この本に納めた、『おきなぐさ』と『いちょうの実』は、賢治が企図していたらしい「花鳥童話集」に入るべき二篇です。『おきなぐさ』では、飛散した種子は天にのぼって変光星になったと思うと書かれ、『いちょうの実』では、落下した果実は死の不吉なかげを濃くただよわせながらも幼い生命の旅立ちとして書かれています。いずれも、哀しいまでに澄明な永遠の美を、感じさせます。
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宮沢賢治の短い童話が2作入っているお得感の高い絵本です。
たかしたかこさんが素晴らしい「おきなぐさ」や、宮沢賢治の童話の世界の風景を描いてくれています。
「いちょうの実」は単独で別の絵本にもなっていて、こちらは及川賢治さんがイラストを描いています。
どちらも捨てがたい「宮沢賢治」の世界が描かれているので、そばに置いて、比較しながら読んでみるのも面白いかもしれません。
たかしたかこさんの「おきなぐさ」の方は、主役のおきなぐさ以外の風景にもとてもこだわりを持って描かれている気がしました。
手前の方の草花や空の色なども楽しみながら読んでもらいたいなーと、思います。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子16歳、女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】