- 「般若心経」を読む
-
「色即是空、空即是色」―愚かさを見すえ、人間の真実に迫る
PHP文庫 ミ―8―2
- 価格
- 493円(本体448円+税)
- 発行年月
- 1991年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569564388
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[BOOKデータベースより]
人間はなぜ瑣事に悩み、色に惑うのか。悩み惑い続けながら、なぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。自ら煩悩の熱い炎に焼かれ身悶えしながら、なお人間の真実に迫ろうとする水上勉が、一筋の光明を求め、「心経」を一休和尚に問い、正眼国師に質す。その苦悩の果ての悟りとは―。一千数百年にわたって読みつがれ、唱え続けられて来た日本人の心の原点「般若心経」が最高の語り手を得て現代に甦る。
序章 「まかはんにゃはらみたしんぎょう」
第1章 漢字「般若心経」にめぐりあう
第2章 正眼国師の『心経抄』と私
第3章 一切は「空」である
第4章 私版「色即是空」の世界
第5章 一休における「色即是空」の世界
第6章 死して百日紅や椿の花となる
第7章 不浄を美しいと思うときもある
第8章 六根・六塵の本体は無である
第9章 無明とは何か
第10章 四苦八苦を成敗するには
第11章 のたうちまわって生きるしかない