[BOOKデータベースより]
『騎士道入門』には、騎士たる者は、竜のなみだを手に入れぬかぎり、一人前とは言えぬ。と、書いてある。そこで、男爵家の若様テーオバルトは、家来のハンスといっしょに、竜退治に旅立つことになりました。
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『騎士道入門』には、騎士たる者は、竜のなみだを手に入れぬかぎり、一人前とは言えぬ。と、書いてある。そこで、男爵家の若様テーオバルトは、家来のハンスといっしょに、竜退治に旅立つことになりました。
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仕事に疲れた老男爵は、孫に跡を継ぐように勧めますが、当のテーオバルトは愛読書「騎士道入門」に、うお座は竜のなみだを入手せぬかぎり一人前の騎士にはなれないと書いてあると言い張ります。
竜なんか幻想上の生き物なのに…。
考えあぐねた男爵は部下と共に、適度に遠方の森ではりぼての竜を退治させ、予め作らせておいた水晶の涙を手に入れられるよう謀ります。
さて真面目で心優しいテーオバルトと忠義者ハンスの、愉快痛快、いや苦労の連続ともいえる冒険が始まるのです。
おっかしーの。最後までおもしろく一気にページを繰った。なんとなく漫画家・坂田靖子さんの世界観に通ずるものが。
お供のハンスはきっと禿げたに違いありません。老男爵とテーオバルトの板ばさみで。そのあたふたぶりに、テーオバルトの間抜けた思考が笑いを誘います。
軽く読めましたが、ちゃんとテーマもあり、大人も子供も楽しんで読めます。
洋画にしてもおもしろそうな気もしました。
姉妹編にあたる『マックスのどろぼう修行』とは世界が繋がっています。私はどろぼうの方がより楽しめたかな。(てぃんくてぃんくさん 40代・奈良県 女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】