御前会議

昭和天皇十五回の聖断
中公新書　１００８

中央公論新社
大江志乃夫　

• 価格: 683円（本体621円＋税）
• 発行年月: 1991年02月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784121010087

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９４１年１２月８日、日本はハワイ真珠湾の奇襲攻撃で対米英戦争を開始し、日本の対米英宣戦で第二次ヨーロッパ大戦は世界大戦に展開する。本書では、昭和天皇御前会議の十五回の「聖断」と、最高戦争指導を、日中戦争開始後の、昭和１３年の大本営設置から、同２０年のポツダム宣言受諾まで検討する。また御前会議の設置を余儀なくした、統帥命令の大本営令制定をも考察する。

１　「四方の海みなはらからと思う世に」
２　「南方作戦計画はできたか」
３　対米英「戦争決意」をした理由
４　昭和天皇の最高戦争指導
５　日清戦争・日露戦争の大本営御前会議
６　昭和の御前会議は聖断の場
おわりに　１９９１年１２月８日と現代日本