- 鹿鳴館の系譜
-
近代日本文芸史誌
講談社文芸文庫 いB3
- 価格
- 1,046円(本体951円+税)
- 発行年月
- 1991年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061961104
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[BOOKデータベースより]
日本近代の“欧化”の象徴としての鹿鳴館―。その華やかさのうしろにある“悲哀”を見出す著者が、近代日本百年の歩みを、そのヴァリエーションとして、再構成しながら、社会・風俗・建築・音楽など、文化の全領域に“欧化という伝統”を発掘。既成の文学史観を覆す知的スリルに満ちた長篇。磯田光一の代表的エッセイ。読売文学賞受賞。
1 訳語「文学」の誕生―西と東の交点
2 「小学唱歌」考―その一世紀の帰趨
3 湯島天神と丸善―硯友社における江戸と西洋
4 東京外国語学校の位置―二葉亭四迷『浮雲』の原像
5 「明星」派の水脈―『みだれ髪』の遺産
6 漱石山房の内と外―『明暗』の基底にあるもの
7 『田園の憂鬱』の周辺―佐藤春夫と宇野浩二
8 日比谷・銀座界隅―都市と前衛芸術
9 「革命」という外来思想―風土のなかのドラマ
10 昭和のモダニズム―ある感情革命
11 三人の鹿鳴館演出者―聖徳太子・伊藤博文・吉田茂