- 韃靼疾風録 下巻
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- 価格
- 964円(本体876円+税)
- 発行年月
- 1991年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122017726
[BOOKデータベースより]
「野蛮の勃興こそ歴史の跳躍台である」。文明が衰退した明とそれに挑戦する女真との間に激しい攻防戦が始まった。世界史を切り開く動乱に翻弄される韃靼公主アビアと平戸武士桂庄助を中心として様々な人間が織りなす壮大な歴史ロマン。第15回大仏次郎賞受賞作。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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史実でないのが
清の前身、女真、つまり韃靼(だったん)出身の一人の女真族の女性アビアが難破して平戸の島に漂流することから始まる。その後、平戸の武士桂庄助が女真族に送り届けるという藩命を帯びて大陸に渡る。史実に基づいて記されているように見えるが、まったくのフィクションとはやや失望した。とはいえ、面白く読めた。しかし司馬遼太郎がモンゴルあたりが専門ということもあって詳しいこともあり、冗長であまりにも細かく、興味の覚えない部分も出てくるので、そういう部分は切り捨てた。昔なら重宝がって読んだかもしれないが、興味のない部分や細かいところは読むには値しない。