- 韃靼疾風録 上巻
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- 価格
- 964円(本体876円+税)
- 発行年月
- 1991年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122017719
[BOOKデータベースより]
なぜか九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途になにが待ちかまえていたか。「17世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った2人の愛の行方を軸に、東アジアの海陸に展開される雄大なロマン。第15回大仏次郎賞受賞作。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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面白かったが
清の前身、女真、つまり韃靼(だったん)出身の一人の女真族の女性アビアが難破して平戸の島に漂流することから始まる。その後、平戸の武士桂庄助が女真族に送り届けるという藩命を帯びて大陸に渡る。史実に基づいて記されているように見えるが、まったくのフィクションとはやや失望した。とはいえ、面白く読めた。しかし司馬遼太郎がモンゴルあたりが専門ということもあって詳しいこともあり、冗長であまりにも細かく、興味の覚えない部分も出てくるので、そういう部分は切り捨てた。昔なら重宝がって読んだかもしれないが、興味のない部分や細かいところは読むには値しない。