昆虫学セミナー 別巻

自然・有機農法と害虫　

冬樹社
中筋房夫　 日鷹一雅

• 価格: 2,350円（本体2,136円＋税）
• 発行年月: 1990年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784809213113

内容情報

[BOOKデータベースより]

粗放的でも集約的でもない農法を求めて。科学者の立場から自然農法について、総合的かつ包括的に現象をとらえた科学書。

第１章　問題の所在
第２章　自然農法、有機農法と大害虫、移住性ウンカ
第３章　イネの栽培環境とイビイロウンカの被害
第４章　群集構造からみた生物社会の比較
第５章　移住性ウンカ類の発生の比較
第６章　ウンカシヘンチュウとの出会い
第７章　他の天敵たち
第８章　ウンカと寄主植物イネとの関係から観た生物社会の比較
第９章　ただの虫の働きと、生活系における位置付け
第１０章　生物社会の一員、人間の働きかけの影響
第１１章　生物社会と人間の協働による未来型農法
終章　もう一つの道、総合的害虫管理