戦後経済の軌跡

再論・経済白書

中央経済社 中央経済グループパブリッシング
金森久雄　

• 価格: 2,670円（本体2,427円＋税）
• 発行年月: 1990年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784502605925

内容情報

[BOOKデータベースより]

景気回復をめざす政策立案の苦悩、激論を極めての意思決定、政府首脳の対応や生の発言など、これまで公表されなかった舞台裏の事実を様々に紹介しながら、日本経済はいかに成長してきたかを切々と述べる。豊かな知識と経験からする「日本新時代」へ向けての闊達な提言の書でもある。

序章　「経済白書」第１号についての回想
第１章　戦後経済の概観
第２章　転型期をめぐって
第３章　「４０年不況」とその克服
第４章　「豊かさ」とは何か
第５章　円切上げの時代
第６章　列島改造と福祉
第７章　新しい時代への過渡期
第８章　石油危機克服
第９章　異端としての先進国白書
第１０章　経済政策理念の転換
第１１章　国際化への対応―経常収支黒字拡大をどう見るか
第１２章　円高とその克服
第１３章　日本の針路と国際社会への貢献
第１４章　経済の高成長の原因
終章　これからの日本経済と白書の課題
年表　戦後経済と経済政策の歩み