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ソシュール・フロイト・ウィトゲンシュタイン ワードマップ
新曜社 立川健二 山田広昭
言語とは実体でもコミュニケーションの道具でもない。生きることそのものである。ソシュール、フロイト、ウィトゲンシュタイン、バフチン、クリステヴァをその可能性の中心で読み、多方向的に交通させることで、言語の思考をわれわれの生きる時空に解き放つ。
はじめに 『現代言語論』はいかに書かれたか、あるいは『現代言語論』の読み方について現代言語論の三つの視点1 システム・構造としての言語―記号論的視点(記号 記号論と生のリアリティ;ソシュール 《力》の思想家;共時態と通時態 ソシュールの《力》の言語学;サピア 《ドリフト》、あるいは構造主義の脱構築;意味 《聴く立場》、のために;バルト 実存的構造主義、あるいはロゴスのポリティック;グー 言語と貨幣の生成プロセス;戯れ 言語の無根拠性;ブレンダル 論理学的構造主義者の両義性と徹底性;イェルムスレウ 言語としての主体、あるいは内在論的構造主義の可能性;固有名詞 シニフィエなきシニフィアン、あるいは言語のなかの外部性)2 無意識としての言語―精神分析的視点(フロイトと言語 言語行為論と象徴理論のはざまに;無意識 無意識のなかの言語、言語のなかの無意識;アナグラム ふたりのソシュール、その断絶と連続;クリステヴァ 《名づけえぬもの》の理論、あるいは《女》のエクリチュール;セミオティックとサンボリック 恋愛、あるいはカオスとしての言語;精神分析と言語使用論 欲動の力と発話の力)3 行為・コミュニケーションとしての言語―言語使用論的視点(ウィトゲンシュタイン 言語ゲーム論の射程;交通 マルクスとソシュール、あるいは外部の力;オースティン パフォーマンスとしての言語;対話 ミハイル・パフチンとともに;ヴァレリー 「考えるためには、ふたりでなければならない」;バンヴェニスト 発話行為の言語学―「主体」とは「語る主体」である;デリダ/サール論争 言語行為をめぐるディスコミュニケーション;手紙 愛のメタファーとしての;約束 このおそろしげな言語行為;誘惑 他者との危ういコミュニケーション、あるいは迂回されてナルシシズム)おわりに 言語論のあらたなる転回へ向けて現代言語論のためのブック・ガイド
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
言語とは実体でもコミュニケーションの道具でもない。生きることそのものである。ソシュール、フロイト、ウィトゲンシュタイン、バフチン、クリステヴァをその可能性の中心で読み、多方向的に交通させることで、言語の思考をわれわれの生きる時空に解き放つ。
はじめに 『現代言語論』はいかに書かれたか、あるいは『現代言語論』の読み方について
現代言語論の三つの視点
1 システム・構造としての言語―記号論的視点(記号 記号論と生のリアリティ;ソシュール 《力》の思想家;共時態と通時態 ソシュールの《力》の言語学;サピア 《ドリフト》、あるいは構造主義の脱構築;意味 《聴く立場》、のために;バルト 実存的構造主義、あるいはロゴスのポリティック;グー 言語と貨幣の生成プロセス;戯れ 言語の無根拠性;ブレンダル 論理学的構造主義者の両義性と徹底性;イェルムスレウ 言語としての主体、あるいは内在論的構造主義の可能性;固有名詞 シニフィエなきシニフィアン、あるいは言語のなかの外部性)
2 無意識としての言語―精神分析的視点(フロイトと言語 言語行為論と象徴理論のはざまに;無意識 無意識のなかの言語、言語のなかの無意識;アナグラム ふたりのソシュール、その断絶と連続;クリステヴァ 《名づけえぬもの》の理論、あるいは《女》のエクリチュール;セミオティックとサンボリック 恋愛、あるいはカオスとしての言語;精神分析と言語使用論 欲動の力と発話の力)
3 行為・コミュニケーションとしての言語―言語使用論的視点(ウィトゲンシュタイン 言語ゲーム論の射程;交通 マルクスとソシュール、あるいは外部の力;オースティン パフォーマンスとしての言語;対話 ミハイル・パフチンとともに;ヴァレリー 「考えるためには、ふたりでなければならない」;バンヴェニスト 発話行為の言語学―「主体」とは「語る主体」である;デリダ/サール論争 言語行為をめぐるディスコミュニケーション;手紙 愛のメタファーとしての;約束 このおそろしげな言語行為;誘惑 他者との危ういコミュニケーション、あるいは迂回されてナルシシズム)
おわりに 言語論のあらたなる転回へ向けて
現代言語論のためのブック・ガイド