- 空と無我
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仏教の言語観
講談社現代新書 997
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 1990年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061489974
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仏教の言語観
講談社現代新書 997
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[BOOKデータベースより]
「行くものは行かず」―ナーガールジュナの逆説が示す、言語の限界と可能性とは?シャープな論理展開で、〈空〉の思想と〈無我〉の実践に大胆にアプローチ。
1 自分とはなにか
[日販商品データベースより]2 自我から無我へ
3 ほかのたとえ―無我と輪廻
4 存在の研究―アビダルマ
5 空の思想
6 ナーガルジュナの『中論』
7 行くものは行かず
8 二つの真理
9 唯識思想の誤謬
10 空思想は神秘主義にあらず
11 無我の実践
「行くものは行かず」――ナーガールジュナの逆説(パラドックス)が示す、言語(ロゴス)の限界と可能性とは? シャープな論理展開で、〈空〉の思想と〈無我〉の実践に大胆にアプローチ。
イルカのジャンプ――言葉の海を越えて
有限や無限という言葉(あるいは概念)は、微分・積分のような高度な計算を可能にし、世界を支配する巨大な力を生み出した。しかし、それでもなお言葉はあくまでも道具であることを知らねばならない。それをもって世界を説明しようとしてはならない。仏教はそのことを教えるために無分別や無念無想などという言葉を使うのである。ひとは幼児期から言葉の海にひたって育つ。ひとが言葉の海を突きぬけるためには、イルカのようなジャンプが必要なのである。――本書より