資本主義はどこまできたか

大月書店
山口正之（経済学）　

• 価格: 1,762円（本体1,602円＋税）
• 発行年月: 1989年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784272150151

内容情報

[BOOKデータベースより]

歴史的到達点と近未来を人類史的視野で眺望。全文書き下ろしの野心作。

序章　資本主義時代の３世紀（２１世紀の入口に立って；富の生みの苦しみの時代；「ゆたかな社会」の到来；３つの流れと２つの道）
第１章　アメリカの「興亡」と世界の激動（資本による「１つの世界」の創出；戦後国際秩序と発展の不均等；「アメリカの世紀」の衰退；西側先進国同盟体制への移行；レーガノミックスの崩壊；資本主義計画化と「見えざる手」）
第２章　日本の挑戦と太平洋の世紀（日本の挑戦；戦後民主化と近代化をめぐる闘争；高度経済成長と構造的変革；「追いつき型近代化」の終了；第３の発国と環太平洋経済圏）
第３章　資本主義時代を超えて（グローバリゼーションと「国家の死滅」；情報・通信革命と新しい社会；人間社会の前史は終わる）