- みすずリプリント20 最近憲法論
-
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 1989年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784622026907
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 沖縄独立論と憲法改正
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2022年09月発売】
[BOOKデータベースより]
「天皇機関説」が日本近代史で問題になったのは時をおいて2回ある。第1回(1912)は学説上の、学者間の論争であったが、第2回(1935)はいわゆる国体明徴問題として政治的事件となり、中心の学者・美濃部達吉が攻撃追放の対象となり、また、日本国家が狂気の戦争へ驀進する大きなモメントともなった。「最近憲法論」はその第1回の学説論争の主要16論文を収める。美濃部達吉と上杉慎吉のほか、穂積八束、市村光恵、浮田和民、井上密、織田萬らの意見も含んでいる。
国民教育帝国憲法講義を評す(美濃部達吉)
国体に関する異説(上杉愼吉)
上杉博士の「国体に関する異説」を読む(美濃部達吉)
再び国体に関する異説に就て(上杉愼吉)
国体の異説と人心の傾向(穂積八束)
上杉博士を難ず(市村光恵)
無用なる憲法論(浮田和民)
予の国体論と世論(上杉愼吉)
統治権の主体(井上密)
国体と民政(織田萬)
近時の政界に於ける憲法問題(美濃部達吉)
国体と憲法の運用(上杉愼吉)
帝国の国体と帝国憲法(美濃部達吉)
帝国憲政の前途(市村光恵)
国体及政体(上杉愼吉)
国家及政体論(美濃部達吉)