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[BOOKデータベースより]
アポリナーリヤ・スースロワとはいったい如何なる女性だったのか?20歳も年上のドストエフスキーを手玉にとった悪女か、それとも作家の精神のドラマにまきこまれた犠牲者か?小説『賭博者』のヒロイン、ポリーナのモデルである彼女は、これまで多くの伝記作家によって、《魔性の女》のレッテルを貼られてきた。本書は、スースロワ自身の日記・小説・手紙によって、彼女の素顔、その思想と生活、作家に与えた影響、19世紀の女性知識人の位置を明らかにする貴重な一冊である。とりわけ、ドストエフスキーとのイタリア旅行やゲルツェンなど亡命ロシア人との交流は興味深い。ドリーニンの詳細な解説とともに、この集成は今後のドストエフスキー研究の基本的文献となろう。
解説(A・S・ドリーニン)
日記
小説『他人と身内』
手紙(ドストエフスキーからスースロワへ;スースロワからドストエフスキーへ)