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- ペテルブルグ悲歌
-
アフマートワの詩的世界
中央公論新社
安井侑子
- 価格
- 2,776円(本体2,524円+税)
- 発行年月
- 1989年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784120018237


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[BOOKデータベースより]
世紀末の夢想につつまれたツァールスコエ・セローでの少女時代。1900年初頭には、愛と夢、幸福と死をうたい、ペテルブルグ詩壇の若き女王、ロシアのサフォーと讃えられたアンナ・アフマートワ。たが、それにつぐ第一次大戦、革命、内戦、粛清、第二次大戦という歴史の大波は、ロシアの運命と同様に詩人の運命を一変させずにはおかない。文学史から抹殺されたアフマートワは、半世紀、死のカレンダーに覆われながら、内的世界を深め、ロシアの受苦と蘇生への祈りを詩に刻みつづける。禁忌の烙印をつけられた輝かしい詩人たちのひとり、プーシキンの“遥かなる娘”アフマートワの、初めての書下し評伝。
序章 ドストエフスキーのロシア
第1章 皇帝村の水の精
第2章 詩の出発―「銀の時代」
第3章 処女作『夕べ』
第4章 カフェー『野良犬』のボヘミヤンたち
第5章 戦争と革命
第6章 1921年夏
第7章 二つのロシア―アフマートワとマヤコフスキー
第8章 『ANNO DOMNI MCM XXI』
第9章 沈黙とミューズ
第10章 1930年代の始まり
第11章 『レクイエム』
第12章 1940年―〈記憶〉への旅の始まり
第13章 十字架の街
第14章 ジュダーノフ批判
第15章 忘却の河の向う岸
第16章 『ヒーローのない叙事詩』
第17章 コマローヴォの春