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[BOOKデータベースより]
太宰の特異な空間に注目し、「狂言の神」「猿面冠者」「ダス・ゲマイネ」「断崖の錯覚」「彼は昔の彼ならず」「美少女」「千代女」「葉桜と摩笛」「女生徒」などに描かれた美少女に焦点をあて、演戯する心象風景を解析する。「人間失格」のイロニーに微妙な神の啓示を探った太宰治作品論。
1 ナルシシスティックな太宰治(『デカダン抗議』の場合;『思ひ出』の場合)
2 浮遊空間と美少女―演戯する太宰治
3 罪に目覚めた演戯者―『人間失格』論(仮面の演戯―「世之介」と「葉桜」のダンディー;「陰惨な絵」―呪うべき自己存在を賭けて;秘匿する「自分の正体」―漫画家はイロニー;都市空間の恐怖―異常者の断罪と排除;人間地獄は相対的な世界―「ただ、一さいは過ぎて行きます」;漫画チツクな都市廃棄物―人間の尊厳を剥奪されて;「二つの予言」は宿罪的なもの―「喜劇名詞」「廃人」「演戯者葉蔵」)