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- 角筆のみちびく世界
-
日本古代・中世への照明
中公新書 909
中央公論新社
小林芳規
- 価格
- 939円(本体854円+税)
- 発行年月
- 1989年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121009098


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[BOOKデータベースより]
角筆は木製・竹製等の筆記具であり、尖端で和紙の面を凹ませ文字や絵をかいた。毛筆がおもで紙が貴重であった時代に、角筆は今日の鉛筆のように使われ、その迹は凹線として残る。王朝時代から「かくひち」として物語に登場するが、具体相は不明であった。本書は角筆文献の発見者である著者が文献の秘める世界に、埋もれた北九州の文化、王朝人の日常口語や俗語の謎を解き、法隆寺壁画の技法や木簡から中国古代に角筆の源流を見る。
角筆と角筆文献(王朝物語の世界;角筆文字との出逢い;出現した“幻”の角筆用具;埋もれた北九州の文化;角筆文献の内容と言葉の性格)
角筆の言葉(女手のもう一つの世界;王朝人の日常口語をかいまみる;俗語を掘り起す)
中国大陸へ―角筆の源を求めて(法隆寺金堂壁画から中国唐墓の壁画へ―絵画史の一問題;中国大陸2千年前の古代へ)