秘密の花園

英米児童文学の黄金時代
Ｓｅｃｒｅｔ　ｇａｒｄｅｎｓ：ａ　ｓｔｕｄｙ　ｏｆ　ｔｈｅ　ｇｏｌｄｅｎ　ａｇｅ　ｏｆ　ｃｈｉｌｄｒｅｎ’ｓ　ｌｉｔｅｒａｔｕｒｅ．

こびあん書房
ハンフリー・カーペンター　定松正　

• 価格: 3,631円（本体3,301円＋税）
• 発行年月: 1988年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784875582120

内容情報

[BOOKデータベースより]

キャロル、キングズレー、オルコット、マグドナルド、バリーなど、英米児童文学の黄金時代を形づくった作家と作品が抱える諸問題を分析し、それらが今日までの児童文学に与えている現象を平易に解説する。

第１章　未だ終わっていない破壊（牧師ロト、冷水浴をとる―チャールズ・キングズレーと『水の子』；『アリス』と神にたいする嘲笑；ジョージ・マクドナルドと優しい祖母；ルイーザ・オルコットと幸せな家族）
第２部　アルカディアの人びと（開拓者、ベヴィス；ケネス・グレーアムとアルカディアの探求；Ｅ．ネズビット―見せかけのヴィクトリア朝人；ビアトリクス・ポター―アルカディアの皮肉屋；『たのしい川べ』；Ｊ．Ｍ．バリーと『ピーター・パン』；Ａ．Ａ．ミルンと『クマのプーさん』―魔法の場所よ、さらば；エピローグ―花園再訪）