- 物質文明・経済・資本主義 U―2
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15―18世紀
交換のはたらき 2
Civilisation mate′rielle, e′conomie et capitalisme:]Xe―]XVesie、cle.- 価格
- 8,030円(本体7,300円+税)
- 発行年月
- 1988年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784622020547
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15―18世紀
交換のはたらき 2
Civilisation mate′rielle, e′conomie et capitalisme:]Xe―]XVesie、cle.
[BOOKデータベースより]
産業革命以前の世界における〈資本主義〉の住みかは、まずもって商業であった。そのうちでも交換の盛んな場所に〈資本主義〉はもっとも自分に適した場を見出す。世界を股にかける銀行や商社の活動である。フィレンツェの商人はイギリス国王に軍資金を用立て、大陸の工房に必要なイギリスの羊毛を一手に握る。シェノヴァ人はピアチェンツァの大市によって、国際的取引と支払いの多様なオペレーシヨンを集中管理し、手形交換を組織する。ブローデルは彼らの興亡を論じ、また莫大な利益をもたらす遠隔地交易の〈資本主義〉発達に果たす役割を探る。著者はマニュファクチャーや問屋制家内工業など工業部門にも目を配りながら、最後に、社会全体の内において〈資本主義〉を支え推進する力、また〈資本主義〉を押しとどめる障害物について考察する。
第3章 生産あるいは他人の領分における資本主義(資本主義と前産業;輸送と資本主義的企業;どちらかと言えば赤字の決算)
第4章 自らの領分における資本主義(商業社会の頂点で;資本主義の選択と戦略;会社と特許会社;またしても三区分)
第5章 社会あるいは「全体集合」(社会の階層制;進出する国家;文明はつねに否とは言わない;ヨーロッパの外での資本主義)