[日販商品データベースより]
しゃくとり虫は、いろいろな鳥の寸法をはかってあげることができます。最後に登場するいじわるなナイチンゲールの難題を、もちまえの知恵で、どのように切り抜けるのでしょうか。レオ=レオニの作品を多数、翻訳している谷川俊太郎のお気に入りの一冊です。
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ある日、はらぺこのこま鳥が小枝にいる緑色のしゃくとり虫を見つけ、飛びつこうとした。すると、しゃくとり虫は、「食べないでくれよ。ぼくはしゃくとり虫だ。便利なんだよ。いろんなものの長さを測るんだ」。そこでこま鳥は言った。「じゃ、わたしのしっぽを測っとくれ!」。しっぽの長さを測ってもらったこま鳥は感激して、しゃくとり虫を他の鳥たちのところに連れていった。
小さなしゃくとり虫の賢さが光る、レオ・レオニらしい絵本。こま鳥の次はフラミンゴ、おおはし、さぎ、きじ、はち鳥、ナイチンゲールと、美しい鳥たちが登場します。最後にはナイチンゲールの歌を測ることになるのですが……。 パステルとコラージュで表された鳥たちの構図が抜群です。アート絵本としても楽しめる一冊。米国では、この絵本を使った「長さ」の授業も行われます。ちなみに「しゃくとり虫」は英語で「インチウォーム(Inchworm)」。かわいいしゃくとり虫の活躍ぶりを楽しみましょう。――(ブラウンあすか)
命を狙われて、とっさに出た言葉、
「ぼくいろんなものの ながさを はかるんだ」
しゃくとりむしが計ったのは、本当は相手の自尊心だったのかもしれませんね。
純粋にその計る場所が面白いのでページをめくる楽しさがありました。
そして、最後の大ピンチ、目に見えないものまでをはかった“しゃくとりむし”には
思わず、お見事!と言ってあげたくなります。
しゃくとりむし! 君には生き延びるに足りる知恵が十分にあるね!
『スイミー』と同じくらい、低学年の読みきかせや、教科書にすら掲載して欲しいと
思ったレオニの作品でした。とてもお薦めです。(汐見台3丁目さん 40代・神奈川県 男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】