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[BOOKデータベースより]
ことばと生命の境界から、意識と無意識の根柢をつらぬいて、〈永遠回帰〉へといたる、壮麗な思想のラディカリズム。ニヒリズムの徹底による生の限りない肯定へ。
序章 神々の死
第1章 実体論批判(近代批判の限界;実体論とは何か;実体論の弊害;関係論がはらむ問題)
第2章 存在と言語(現前の記号学;意識の表層から深層へ;存在喚起機能としてのコトバ)
第3章 言語=意識の重層性(意識的か偶然か;自己増殖するコトバ;詩的言語;ラング/パロールの位相とランガージュ)
第4章 唯言論批判(〈言語相対論〉をめぐって;東洋の〈唯言論〉)
第5章 人間存在と二重分節構造(生への関与性;二つのゲシュタルト;逆ホメオスタシス;言分けられる身)
第6章 無意識という名のコトバ(シニフィアンの連鎖;ソシュールとラカンの〈シニフィアン〉;連合・連辞関係と〈シーニュの連鎖〉;コトバの産物である無意識)
第7章 パラグラマティスム(アナグラムが示唆するもの;〈意味の不在〉と〈主体の壊乱〉)
第8章 フェティシズムと〈永遠回帰〉