- 日本考古学論集 8
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武器・馬具と城柵
- 価格
- 6,490円(本体5,900円+税)
- 発行年月
- 1987年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784642076531
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[BOOKデータベースより]
本巻では、武器・武具・馬具及び城柵という、いわば「武」に関連のあるものを収めた。学史的な展望から、神篭石とチャシとについて、既往の論文を紹介し、神篭石とチャシや城柵の現研究と対比することをも考えた。武器・武具について、各時代のものの問題をとりあげ、また馬具について、鞍・鐙・杏葉の諸問題に触れた。中世の城館をも問題とし、内容を充実させた。
序章 学史的展望(日本上古の刀剣に就きて;所謂神篭石は山城址なり;チャシ即ち蝦夷の砦)
第1章 武器(弥生時代における細形銅剣の流入について;古墳時代前期の剣;獅噛環刀試考;兵庫〓の太刀)
第2章 甲冑(古墳時代の冑;5世紀における甲冑出土古墳の諸問題)
第3章 馬具(古墳出土鞍の構造;古墳出土の鐙の形態的変遷;鐘形装飾付馬具とその分布)
第4章 チャシ(「チャシ」の性格に関する一試論)
第5章 古代の城柵(「神篭石」に関する若干の考察;天智4年の築城に関する若干の検討;東北古代城柵の特質;東北の古代城柵)
第6章 中世の城館(城郭構裁の社会・経済的考察;中世城館発掘の1視点;地名・地籍図による城館跡の復原)