国際労働運動史 第５巻

歴史と理論の諸問題
社会主義の建設者，反ファシズム闘争の戦士　
Ｍｅｚｈｄｕｎａｒｏｄｎｏｅ　ｒａｂｏｃｈｅｅ　ｄｒｉｚｈｅｎｉｅ：ｖｏｐｒｏｓｙ　ｉｓｔｏｒｉｉ　ｉ　ｔｅｏｒｉｉ．

協同産業出版部
ソビエト連邦科学アカデミー　国際関係研究所　 歴史研究所

• 価格: 4,950円（本体4,500円＋税）
• 発行年月: 1986年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784873915074

内容情報

[BOOKデータベースより]

本巻では、１９２４―１９４５年の国際労働運動と国際共産主義運動を取り扱う。本巻の力点がむけられるのは、この時期の発端を画する資本主義の一時的・部分的安定と国際共産主義運動の戦略的問題、帝国主義の包囲下で最初の社会主義社会を建設したソヴェト労働者階級の創造的活動の意義、スペイン内戦、人民戦線、反ファシズム・反戦をめざす資本主義諸国の労働者階級の闘争とコミンテルン第７回大会の戦略的転換の諸問題、植民地・従属国における民族解放闘争の役割の問題である。

第１部　史上最初の社会主義社会の建設者（ソヴェト同盟における社会主義の勝利；沿バルト海諸国の社会主義革命とモンゴル人民革命）
第２部　プロレタリアートの階級闘争（資本主義諸国の労働者階級の社会＝政治的外貌；資本主義の一時的・部分的安定のもとでの労働運動；ファシズムと戦争の脅威にたいする闘争；社会民主主義の思想＝政治的転変）
第３部　労働者階級と民族解放運動（アジア、アフリカの民族解放運動における労働者階級の役割；ラテンアメリカ諸国における労働運動）
第４部　反ファシズム解放戦争の前衛（社会主義と世界文明の防衛；反ファシズム解放闘争の主導力；新しい時代のヘゲモン）